エアコンから異音!原因は汚れ?ガス抜け?放置したら氷が出てきました。

電化製品

毎年記録的な暑さを叩き出す今の日本において、エアコンは最早欠かせないですよね。

そんなエアコンからいきなり異音とともに氷が吹き出すなんて話、信じますか?

いや、信じてください。

そんなことある?なんて思うかもしれませんが、あるんです!

そしてそれは、早急に対処すべき異常事態です。

氷を出して部屋の空気を冷たくしよう!とエアコンが気を利かせてくれていると思ったら大間違いです!

これ、経験あるけど時止まったよね。

何が起きたかわかんなくて気付いたら

床に氷散らばってました。。。

ということで今回は、エアコンから氷が出てくる場合の原因と対処法を解説していきます。

また、冬になると出てくるエアコンの悩み、霜取り運転についてまとめた記事、寒い日にエアコンが止まる?冬場の暖房。知られざる霜取り運転の謎!も目を通していただければなと思います。

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冷房運転時にエアコンから氷が出る原因

原因は大きく2つに分けられます。

  • 冷媒ガスの不足
  • ホコリなどによるエアコン内部の汚れ

主にこの2つが原因となります。

では、それぞれ詳しく解説しましょう。

冷媒ガスの不足

エアコンは、室内機と室外機を冷媒管という配管で繋いでいます。

冷媒ガスは、この配管の中を循環しています。

ガスが不足してくると、冷え方や、風量にムラが出てきます。

その結果、室内機の内部にある熱交換器に霜が付着し、それが凍って氷になります。

ホコリなどによるエアコン内部の汚れ

エアコンは、室内の空気を吸い込み、温度を調節して吐き出しています。

そのため、室内のホコリがエアコン内部のフィルターなどに溜まりやすいです。

また、梅雨の時期や夏場には、湿気などによりカビも繁殖しやすくなります。

そういったホコリや汚れなどがフィルターに溜まっていると、風の通りが悪くなり、これも熱交換器に霜が付き、凍ってしまう原因となります。

効きが悪いからと無理に温度を下げたり風量を上げたりすると、エアコン内に冷たい空気が溜まってしまうので注意が必要です。

それぞれの対処法は?

原因がわかったことで次に気になるのは対処法ですよね。

自分でも対処できるのか、業者にお願いした方がいいのか、また確認方法なども気になると思います。

コスト面も気になるから自分で

できるなら嬉しいね!

気になる対処法教えてぇぇえ!

ではそれぞれ確認していきましょう!

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冷媒ガス不足の確認方法

自分でできる簡単なチェック方法としては、冷房または暖房運転をするだけです。

この際、以下の場合は、ガスが不足している可能性があります。

  • 冷房時、冷えていない風
  • 暖房時、暖かくない風

この場合は、すぐに業者に頼みましょう!

チェック方法のもう一つは、室外機の配管接続部分や、熱交換器の部分に霜が付いていないか確認します。

ただそれが100%ガス不足の原因というわけではなく、あくまで可能性があるという判断しかできないので注意が必要です。

また、 市販のガス漏れ検知用のスプレーや、石鹸水をかける方法もあります。

室外機の配管接続部分に、スプレーまたは、石鹸水をかけると、泡が発生し、ガス漏れを特定することができます。

基本的に自分で確認できるのはここまでです。

接続部分以外の配管部分の確認は、化粧カバーや断熱材を切り開く必要があるので、業者に頼むのをオススメします。

冷媒ガス不足の対処法

冷媒ガス漏れ修理や、ガスの充填作業は、業者に頼みましょう!

自分でやろうとすると、道具一式揃えるだけでかなりの額が必要になるため、コスパ的にもデメリットしかありません。

浅い知識でやろうとすると、エアコンの故障や怪我の原因となるので気をつけましょう。

ホコリなど汚れの確認方法

確認方法としては、エアコンのカバーを開け、フィルターにホコリが付いていないか、吹き出し口が汚れてないかをチェックします。

ホコリなど汚れへの対処法

フィルターや吹き出し口の掃除は、自分で簡単にできます。

エアコンの不具合を防ぐためにも、毎シーズン使い始める前に掃除するようにしましょう。

ファンなどの掃除は、自分でできないこともないですが、誤って故障などの可能性があるので、なるべく業者に頼みましょう。

それでは、自分での対処法を解説していきます!

手順1 コンセントを抜く

エアコンを掃除する際は必ずコンセントを抜きましょう。

誤って感電しないように注意してください。

手順2 エアコンのカバーを開ける

エアコンのカバーとは、正面を覆っているカバーのことです。

基本的に簡単に開くようになっているので、初心者でも安心です。

手順3 フィルターを取り出す

次にフィルターを取り出します。

手前部分を軽く曲げるようにすると外せます。

手順4 フィルターを掃除する

まずは掃除機で大まかなホコリを吸い込みます。

掃除機で取りきれないホコリは、水洗いで流します。

この時のポイントとしては、裏面からホコリを押し出すように流しましょう。

表面から流すと、ホコリが詰まってしまう可能性があります。

ここまでしても取りきれない細かなホコリは、柔らかいブラシなどで優しく擦ってあげましょう。

強く擦ると、フィルターを傷めてしまうので注意が必要です。

また、この時に台所用の中性洗剤を水に薄めて使うことで、油汚れやカビなどをしっかり落とすことができます。

手順5 フィルターを乾かす

汚れが落ちてピカピカになったフィルターを、今度は乾かします。

目安としては、半日〜1日ほどです。

しっかり水気を取って日の当たらない室内で乾かします。

日に当たるとフィルターは痛みやすいので注意してください。

また、水分が残ったまま復旧してしまうと、カビやニオイの原因となるのでしっかり乾かしましょう。

手順6 吹き出し口などの掃除

フィルターを乾かしている間は、吹き出し口などの掃除をしましょう。

カビなどで結構汚れていたりするので、除菌シートで拭き取りましょう。

これで中も外も綺麗ですね。

手順7 フィルターの復旧

フィルターがしっかり乾いたら、元の状態に復旧して終了です!

エアコンに付いた氷はどうする?

ここまでは、原因や対処法などを解説してきましたが、実際氷が吹き出した場合にエアコン内部の氷はどうすべきか解説していきたいと思います。

エアコンの使用を中止する

エアコンの電源を切ることで、時間が経つと溶けて排水されます。

ドライヤーなどで溶かす

ドライヤーなどで溶かす場合は、感電の恐れがあるので、電源を切りコンセントを抜きます。

霜が付いている部分にドライヤーを当てて溶かしましょう。

注意すべき点として、一気に溶かすことによって、排水が追いつかず、下に水が落ちる可能性があるので、下にバケツや、養生をしてから溶かしましょう。

まとめ

今回はエアコンから氷が出てきた時の対処法などを紹介していきました。

こういったトラブルが起こらないように、夏場や冬場になる前に事前に手入れして使いたい時に使えるようにしましょう。

シーズンに入ってしまうと、業者は忙しく、対応が遅れることがあるので、その点は注意が必要です。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

それでは。

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