台風で中止？現場仕事は影響されるの？気になる台風シーズン徹底解説！

台風シーズンになると気になることと言えば、現場仕事は影響されるの？と疑問に思うかもしれません。

今回はそんな疑問を解決できるよう徹底解説していこうと思います。

台風で現場仕事は影響される？

結論は影響されます。

当たり前ですが、台風が来る中での作業は非常に危険です。

なので基本的に、台風が来ると予想される日は、現場作業は中止になることが多いです。

特に新築の現場などは、中止になることがほとんどです。

また、台風が来るタイミングなどにも左右されます。

タイミングというのは、現場が動く時間帯と、台風の来るタイミングがバッティングしそうな場合、ほとんどの場合中止となります。

バッティングしないようなら、中止にならない可能性があります。

そこは、現場判断となります。

また、室内での作業など、あまり作業に影響がない場合は、通常通り作業が実施されることもあります。

影響を受けやすい作業とは

基本的に台風が来るとなれば、作業中止となることがほとんどですが、中でも台風の影響を受けやすい作業とはどんな作業があるの？と疑問を持つ人もいると思うので、解説していこうと思います。

レッカー作業

レッカー作業は、風が強いと吊り荷が振られてとても危険です。

風の影響で重心がズレて吊り荷が落下する可能性があるので、台風に限らず単に風が強いだけでも中止となる可能性があります。

足場の組み立て、解体作業

足場作業は、高所作業なので、雨や風の強い日での作業は、とても危険です。

足場が濡れていて足元が滑ったり、風が強く、バランスを崩して転落する危険性があるので、台風による影響を受けやすい作業と言えます。

また、手袋が濡れていて手元が狂い、資材の落下にも繋がることから台風、または極端に雨や風が強い日などは中止となる可能性があります。

[台風][足場]と言えば、倒壊のイメージですが、万が一倒壊しないためにも、対策としてシートをまとめて、風をまともに受けないようにします。

そのため、台風前にはそういった対応に追われることもあります。

屋外での塗装、防水

屋外での塗装に関しては、台風がどうと言うよりは雨が降れば基本的に中止となります。

塗料に雨が入ると、仕上がりが悪くなったり、耐久性が悪くなったりします。

そのため塗装屋さんは、天候に左右されやすい職業と言えます。

掘削(くっさく)作業

掘削とは、地面を掘って穴を開ける作業です。

穴を掘るということは、雨などの影響で地盤がゆるくなっていたりすると、土砂崩れの可能性が考えられます。

そのため、極端に雨が強い場合などは、作業が中止となることがあります。

台風で中止となった作業はどうなる？

台風で中止になった場合、作業はどうなるのかということですが、基本的に元請側と下請側などで話し合いをし、日程の調整がされ次第、作業を行います。

当然のことですが、中止と言ってもその作業自体が無くなることはないので、再度日程を調整するという流れになります。

これは台風に関わらず、大雨などで中止となった場合にも当てはまります。

基本的に作業中止となると工期が遅れたり、日程調整などの手間が増え、デメリットしかないので、悪天候は現場の天敵と言えます。

台風発生後は、日程が不安定？

台風が発生すると、通り過ぎるまでの間は作業の中止や、台風養生などにより各業者間でも日程が急遽変更になったりします。

また、通り過ぎた後も、台風養生を元の状態に復旧するために急遽現場が入ったりということがあります。

そのため日程が不安定になりやすいです。

まとめ

今回は、現場仕事に台風は影響するのかを解説しました。

結論、ほとんどの業者が台風に影響されます。

また、交通手段も限られるので、予め中止の判断となることが多いです。

中止となった分日程がズレ込むので、負担が大きくなります。

万一にも台風によって二次災害が発生しないためにも台風養生の徹底をして、防止を心がけましょう！