相変わらず電気代の値上がりで生活が不安ですよね。
ただただ上がる電気代に今まで通りの生活は続けていられない人も多いでしょう。
でもピンチはチャンスっていいますよね!
こんな時こそ今までの生活をガラリと変え、電気代を見直すチャンスです!
ここで電気代を抑え、その生活に慣れてしまえば、この先電気代の値上げ値下げに左右されず、安定した生活を送ることが出来るはずです!
そこで今回はリビングで使用する暖房器具におすすめなこたつについて紹介していこうと思います。
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こたつの電気代って安いの?
昔ながらのこたつですが、近年電気代が上がるにつれてこたつを取り入れる家庭が増えていて、再度注目されています。
では実際こたつの電気代はどれぐらいなのか考えていきましょう。
こたつの電気料金の計算式は以下になります。
「消費電力(W)」÷1,000×「1日の使用時間」×「1kWhあたりの電力量料金(円/kWh)」となります。
難しいですねー。
ただ数字さえ分かっていれば当てはめていくだけなので実は簡単です!
4人以上で使用するこたつは、一般的に消費電力は500〜600Wです。
ただ、これは最大の消費電力を示しており、実際は温度調整によって異なります。
「弱」で使用する場合には、100Wほどで、「強」で使用する場合には、200〜300W程度となっています。
仮に「強」で使ったとして、300Wが消費電力(W)にあてはまります。
1日の使用時間は8時間とします。
電力量料金というのは、電力会社によって違いますが、仮に27円(kWh)とします。
そうすると
300(W)÷1,000×8(時間)×27(kWh)=64.8円となります。
1ヶ月で考えると
64.8×30(日)=1944円となります。
「弱」で使ったとすると
100(W)÷1,000×8(時間)×27(kWh)=21.6円となります。
1ヶ月で考えると
21.6×30(日)=648円となります。
強で使っても月2,000円もかからないので、電気代が安い暖房器具と言えるでしょう!
エアコンの場合、1時間あたりだいたい40〜50円です。
部屋全体を暖めることができるので、単純に比較はできませんが、こたつのほうが電気代としては安いです。
3種類のヒーターの違いは?
こたつには石英官ヒーター、ハロゲンヒーター、フラットヒーターの3種類のヒーターがあります。
ヒーターによって特徴が違ってくるので、こたつを選ぶ際に重要なポイントになってきます。
また、こたつのヒーターは寿命が来ると交換が必要となってくるので、交換時期も確認しておく必要があります。
石英官ヒーター
3種類のうち1番ポピュラーなヒーターが石英官ヒーターです。
メリット
遠赤外線を多く放出する分、身体の芯から暖めることができるのが魅力の一つです。
暖かさを重視する方にはおすすめです。
また、石英官ヒーターは本体価格が5,000円前後と安く購入ができます。
デメリット
電源を入れてから暖まるまでに少し時間がかかるため、すぐ暖まりたいという方には少々ストレスかもしれません。
石英官ヒーターの交換時期は7年前後と、3種類の中で1番早いのもデメリットの一つです。
また、衝撃に弱いので扱い方にも注意が必要です。
ハロゲンヒーター
速暖性に優れたハロゲンヒーターですが、省エネを考えている人にはあまり向かないヒーターです。
メリット
なんと言っても速暖性です。
電源を入れてすぐ暖まるので、帰宅時などもストレス無く暖を取れます。
また、長寿命なのもポイントです。
だいたい10〜11年は持つので、交換するのが面倒な人に向いています。
デメリット
最大のネックは、電気代です。
馬力がある分電気代は割り高となってしまうので節約したい方にはおすすめできません。
本体価格も7,000〜10,000円ほどするので、経済的には少しお高く付いてしまいます。
あまりコスパがいいヒーターとは言えません。
フラットヒーター
消費電力が少なく、ヒーター本体が薄いのが特徴です。
ヒーター自体の面積が広く、広範囲を効率的に暖めてくれます。
メリット
しっかり暖かさもあり、それでいて電気代も安くおさえることができるので、節電を考えいる人にはおすすめのヒーターです。
また、薄いのでこたつ内のスペースも広く取れるので、4〜5人で使用する場合に向いています。
本体価格は8,000円〜10,000円と少々高めですが、寿命は10年ほどで長持ちするので、交換の手間や費用も抑えられます。
デメリット
広範囲を暖めるため、暖かさや速暖性に欠けます。
他の暖房器具と併用するのも一つのポイントです。
こたつのメリット・デメリット
次に、こたつ自体のメリットやデメリットを考えてみましょう。
メリット
部屋全体を暖められるわけではないですが、電気代が安いのが最大のメリットです。
冬場は消費電力の高い暖房器具が多いので、その点でもこたつはおすすめです。
また、家族が集まるきっかけにもなり、より交流を深めることができます。
エアコンと違って、空気が乾燥しないのもメリットの一つです。
狭い範囲で尚且つ布団の中を暖めるこたつは、部屋が乾燥することがありません。
デメリット
こたつを置くと、それなりのスペースがとられます。
そのため少し窮屈に感じてしまうかもしれません。
また、使用しない時期はテーブルと布団をしまっておくスペースも必要となります。
こたつは足元をメインに暖めるものなので、こたつを出ると温度差を感じてしまうのもデメリットの一つです。
実はこたつには脱水症状のリスクがあります。
気づかない間に体の水分が失われる可能性があるので、こまめに水分補給するようにしましょう。
こたつが気持ち良くてそのまま寝てしまう人も多いと思いますが、こたつで寝ると体を痛めてしまい、健康面でも良くないので注意してください。
こたつの電気代を抑える5つのポイント!
エアコンなどに比べて、こたつの電気代が安いのは充分わかったと思います。
しかし、使い方によってはさらに電気代を抑えることができます。
ここからは電気代節約のポイントを紹介していこうと思います。
カーペット、ラグ、保温シートを敷く
近年は、床がフローリングの家庭が多いと思いますが、フローリングの上に直接こたつを設置するのは厳禁です。
フローリングは保温性が無く、床からの冷気などによりこたつの暖かさが半減してしまいます。
結果的にヒーターの設定を「強」にしてしまうと、余計に電気代がかかってしまいます。
なので、必ずフローリングの上にカーペット又はラグを敷いた上でこたつを設置しましょう。
また、フローリングとカーペットの間に断熱シートを敷くと、フローリングからの冷気を遮断でき、「弱」運転でも暖かく感じるので節約に繋がります。
断熱シートをアルミ性にするのも一つのポイントです。
アルミは熱伝導率が高いので、電源を入れてから暖まるまでが早くなるのでおすすめです。
布団は2〜3枚掛け、サイズはテーブル+110㎝以上
こたつには、こたつ布団の他に上掛け布団と中掛け布団があります。
上掛け布団のみでも充分機能しますが、中掛け布団があればより一層暖かくなるので、省エネに貢献してくれます。
そして、こたつの電気代を抑えるのに重要になってくるのが布団のサイズです。
布団のサイズが小さいと、布団と床に隙間が空いてしまい、そこから熱が逃げてしまいます。
そう、悲惨な状況です。。。
選び方としては、テーブルのサイズ+110㎝以上の布団を選びましょう。
例えばテーブルのサイズが60㎝の正方形だとすると、60㎝+110㎝=170㎝以上の布団を選びます。
また、75㎝×105㎝の長方形のテーブルの場合は、185㎝×215㎝以上の布団を選びます。
ただ、必ずしもピッタリな布団があるとは限らないので近いサイズを選びましょう!
先程も言った通り短いと隙間が空いてしまうので、必ず長めの物を選びましょう。
上掛け布団はこたつ布団より少し大きく、中掛け布団はこたつ布団より少し小さめがおすすめです。
設定温度は「弱」で充分?
先に述べたことを実践すれば、ヒーターの設定温度は「弱」でも充分暖かく感じることができます。
そもそもこたつは狭い空間を暖めるため、「強」で運転すると熱いと感じてしまうぐらいです。
「弱」運転で消費電力を抑え、しっかり節約を意識しましょう!
もし「弱」だと寒いと感じる場合、「中」に上げるもしくは他の暖房器具と併用しましょう。
「強」はあまり使わないことをおすすめします。
省エネ向きのフラットヒーター
ヒーターの薄さが特徴的なフラットヒーターですが、電気代が安く抑えられ省エネ向きと言えます。
もしこれからこたつを買う又はヒーターを買い替えたいと考えている方で、省エネ対策も併せて考えている場合は、迷わずフラットヒーターを選びましょう。
ただ、弱点として暖かくなるまでに時間がかかったり、他のヒーターよりパワーが劣るので注意が必要です。
人感センサー付きを選ぶ
こたつあるあるとして、電源の消し忘れはみなさん経験あるんじゃないでしょうか。
こたつは電源が入っているかどうか外見からはわかりません。
そのため消し忘れが起こりやすいです。
朝まで気づかないと、電気代に影響が出る又は火災のリスクもあります。
そこでおすすめなのが、人感センサー付きのこたつです。
人の動きを感知してオン・オフが切り替わるので消し忘れ対策に最適です!
使用してる時間帯でもこまめにスイッチを切り替えてくれるので、電気代節約にもなります。
まとめ
エアコンより電気代が安いこたつですが、それぞれ役割が違うので単純には比較できません。
また、人によって好みもあるので、自分たちにはどの暖房器具が向いているのかしっかり考え選ぶことが結果的に電気代の節約に繋がります。
また、相性の良い暖房器具を併用することもおすすめです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
電気代をしっかり節約して、この厳しい時期を乗り越えましょう!
それでは。
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