人々を悩ます腰痛は、さまざまな原因があります。
また、職業によってもさまざまな原因、リスクがありますが、今回は建設業に潜む腰痛の原因を簡単にわかりやすく解説し、予防法をみなさんに伝えていけたらなと思います。
腰痛の原因
そもそも腰痛とはどういったことが原因で起こるのか、それを知っているのと知らないとでは、予防に対する意識が変わってきます。
まずは、身体のバランスです。
背骨を中心とした左右のバランスが崩れることが、腰痛を引き起こす原因となります。
日常的に偏った姿勢を続けていると、腰痛を引き起こす原因となるので、普段から注意が必要です。
もう一つは、現場仕事などでよく見られる筋肉の疲労です。
身体を使った重労働が多い現場仕事では、筋肉に疲労が溜まりやすく腰痛のリスクが高まります。
現場仕事の人って腰が曲がってる人が
多いよね。
身体に負担かかるから、、、
予防法を意識するだけでもだいぶ
変わるのかな?
建設業界での主な腰痛の原因は?
建設業界は腰痛に悩まされる人が多いイメージですが、主な原因は上記の通りです。
では、それぞれ詳しく解説して、予防法も考えていきましょう。
重量物の持ち上げ、運搬
業種にもよりますが、現場仕事では重量物の持ち上げ、運搬は日常的に行われています。
なので自ずとリスクが高まってしまいます。
そこで意識したい予防法は、重量物を持ち上げる時は、なるべく荷物に身体を近づけること。
荷物との距離が遠いと、腰にかなりの負荷がかかってしまうので注意しましょう。
もう一つは、重量物を持ち上げる際、膝を曲げ腰を落としてから、両膝でバネのようにして持ち上げるようにすると、腰への負担は減ります。
あとはなるべく重たいものは1人じゃなく
複数人で運ぶほうが安心だね!
無理して運んで腰を痛めるなんてことも
よくあることだから。
無理は禁物!
狭い場所等での無理な姿勢
現場仕事では、窮屈な場所での作業もたびたびあります。
長時間屈んで作業したりしていると、これも腰への負担がかかります。
前屈みや、中腰で行う作業は、できるだけ膝をついて作業することで腰への負担を軽減できます。
膝が汚れてる人は仕事ができない
なんて言ったりするけど、そんなの
関係ないよね!
身の安全が一番だよ!
また、なるべく無理な姿勢にならないように、作業場所に身体を近づけて作業するよう心掛けましょう。
長時間立ちっぱなし
現場仕事で長時間立ちっぱなしでの作業というと、ガードマンなどが当てはまりますが、立ち仕事での腰痛の1番の原因は、太ももやお尻の筋肉の疲労です。
作業時でもできるストレッチとしては、その場でかかとを上げたり、足の前後を入れ替えることで効果が見込めます。
また、猫背など、普段から姿勢が悪いと腰痛になりやすいです。
自分では姿勢良く立ってるようでも、長時間立ち続けていると、姿勢は悪くなりがちです。
常に意識して、姿勢を見直しましょう。
正しい姿勢としては、肩の力を抜いて、顎を引き、背筋をピンと伸ばすのがポイントです。
片側に重心がかかるような姿勢は、左右のバランスが崩れ、腰に負担がかかるので注意が必要です。
重機等による同じ姿勢での座りっぱなし
現場仕事的には、重機の運転手なとが当てはまります。
座ってるだけで腰が痛くなることなんてあるの?と思いがちですが、実は立ちっぱなしより、長時間座っているほうが腰への負担は大きいと言われています。
長時間座っていると姿勢が崩れやすく、腰に負担がかかります。
座ってるだけでも腰痛のリスクが
あるなんて、、、
やっぱり姿勢を正すのって大事
なんだね!
正しい座り方のポイントとしては、椅子に深く腰掛け、背もたれと背中にの隙間をなるべく空けないよう意識しましょう。
また、椅子の高さもなるべく調整しましょう。
目安としては、膝の角度が90度です。
重機などを操作する場合、なるべく操作レバーに椅子を近づけ、猫背にならないように注意が必要です。
まとめ
今回は、現場仕事での腰痛の原因、予防法を解説しました。
腰痛は慢性化してしまうと、なかなか良くならず、日々腰痛に悩まされます。
そうならないように、これらの予防法を意識していくことが重要です。
意識するだけで数年後の自分の身体が健康でいられるはずです!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
この記事を参考にしていただけると幸いです。
それでは。
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