「エンジンブレーキ」うざい?X(旧Twitter)で炎上し物議!適切な使い分けは?

みなさん「エンジンブレーキ」というのを知っていますか?

車を運転する人なら知っている人がほとんどだと思いますが、意外と使わない人も多いのではないでしょうか。

今回は、エンジンブレーキを使用するタイミングやフットブレーキとの使い分けなどを紹介していこうと思います。

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そもそもエンジンブレーキとは?

エンジンブレーキとは基本的にフットブレーキを補助するものとなっています。

エンジンの回転を利用した減速方法で、アクセルを緩めことでエンジンの回転数を落とし、徐々に減速していきます。

これをエンジンブレーキといいます。

MT車、AT車限らず、アクセルを緩めると自動的に作動します。

また、さらにギアを下げることによって、より強いエンジンブレーキをかけることができます。

シフトダウンによるエンジンブレーキの方法(AT車)

AT車の場合、車によって異なりますが、シフトを「2」または「L」のローギアにチェンジしたり、「O/D(オーバードライブ)」スイッチ、シフトスイッチをONにすることでシフトダウンによるエンジンブレーキをかけることができます。

シフトダウンによるエンジンブレーキの方法(MT車)

MT車の場合、ギアを落とすことでエンジンブレーキをかけることができます。

また、一気にギアを落とすことでより強いエンジンブレーキをかけることが可能です。

例えば、5速→3速へとシフトダウンすることでより強くエンジンブレーキがかかります。

エンジンブレーキの使用タイミングは?

気になるのは、エンジンブレーキを使うタイミングですよね。

・長めの下り坂

・高速道路上での減速

・信号前での減速

・路面状況が良くない場合の減速

主に上記の場合にエンジンブレーキを使用します。

長い下り坂やアップダウンの激しい道でフットブレーキのみを使用するのは危険です。

フットブレーキを使いすぎると摩擦力が減り、フェード現象が起きてしまいブレーキの効きが悪くなってしまいます。

そのため、長めの下り坂などはエンジンブレーキを使用することが推奨されています。

また、路面が滑りやすい状況などの場合、フットブレーキを強く踏むことでスリップする恐れがあるので、そういった場面でもエンジンブレーキは有効です。

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エンジンブレーキはうざい?

エンジンブレーキは重要な減速方法ですが、多用することによってうざいと思う人も一定数いることがSNSなどで話題となりました。

理由としては、後続車にブレーキの合図ができない点にあります。

フットブレーキの場合は、ブレーキを踏むとブレーキランプが点灯し後続車に合図することができます。

しかし、エンジンブレーキにはランプが点灯するなどの合図がありません。

結果として後続車は、いきなり減速されて焦ってしまうということです。

では、エンジンブレーキを使用する場合、運転手、後続車ともにどのようなことに注意すべきか考えてみましょう。

フットブレーキを併用する

エンジンブレーキはランプの点灯などによる合図ができないことは先ほども説明しました。

では、どうするべきか。

それはフットブレーキを併用することです。

そうすることでブレーキランプが点灯し、後続車に減速していることを合図できます。

必ずしもというわけではありませんが、状況に応じて併用することを心掛ければ、追突事故などの防止になります。

後続車をよく確認する

エンジンブレーキを使用する上で、後続車の確認は大切です。

後続車が後ろにベタ付きの状態でエンジンブレーキを使用すると、追突事故の恐れがあるので、しっかり後ろを確認したうえで使用するようにしましょう。

車間距離を充分に空ける

次に後続車側の注意すべきことを考えてみたあと思います。

そもそも車間距離は、前の車が急停止しても止まれる距離です。

前の車がエンジンブレーキをしたとしても、車間距離を充分にとっていれば追突するリスクを抑えることができます。

車間距離の基準としては、前の車が目安となる標識などを通過してから自分の車がその標識を通過するまでの時間となります。

一般道では2秒以上、高速道路では3秒以上が目安です。

エンジンブレーキがうざいと感じる人は車間距離に注意しましょう!

使い分けるポイントは?

次にエンジンブレーキとフットブレーキの使い分ける簡単なポイントを確認しましょう!

エンジンブレーキの場合

・長距離でゆっくりな減速

例えば高速道路を走っていて、前が渋滞し始めた場合などです。

この場合も後続車に注意し、ハザードランプを付け、フットブレーキも併用することがベストです!

フットブレーキの場合

・短距離で減速または停止する時

信号の切り替わるタイミングなどは基本的にフットブレーキを使用することをおすすめします。

信号前でのエンジンブレーキは悪いことではありませんが、短い距離で止まるパターンが多いため、後続車としては嫌だなと思うこともあります。

エンジンブレーキを使う場合は、フットブレーキも併用し、後続車にわかりやすいようにしましょう!

まとめ

今回はエンジンブレーキとフットブレーキの使い分けについて解説しました。

エンジンブレーキは当然必要な機能であり、使用することに問題はありません。

ただ多用すると、事故やトラブルに繋がりかねないので、しっかり後続車に注意し適切な使用を心掛けましょう!

それでは。

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