車によく乗る人なら一度は停めたことがあるであろうコインパーキング。
仕事でもプライベートでも目的地に駐車場がなければ、コインパーキングに停めるしかありませんよね。
しかし、コインパーキングには思わぬ落とし穴が多々あります。
うっかり停めてしまえば多額の請求なんてことも、、、
そこでこの記事では、落とし穴に落ちないための注意事項、事前に確認すべきことを紹介していきたいと思います!
コインパーキングの料金の仕組み
コインパーキングの料金には、基本料金と最大料金があります。
また、利用する時間帯や曜日などによって料金がかわってきます。
より詳しく説明します。
基本料金
基本料金とはそれぞれのパーキングによって異なりますが、30分200円などの時間毎にかかる料金です。
例えば上記の料金で計算すれば、2時間停めたとすればかかる料金は800円となります。
最大料金
最大料金とは、それ以上料金は上がりませんという上限です。
長時間停める方にはお得なサービスです。
駐車後〜◯◯時間以内というパターンもあれば、〇〇時〜〇〇時までというパターンの他に駐車後24時間の場合もあります。
また、最大料金が繰り返し適用される場所とそうでない場所があるので注意が必要です。
駐車後〇〇時間以内の場合
例えば、基本料金が1時間300円とし、最大料金は駐車後〜8時間以内1,500円とします。
基本料金だけで考えれば、時間いっぱい停めると2,400円かかりますが、最大料金が適用されるので、1,500円が実際に払う料金となります。
仮に4時間停めたとすれば、料金は1,200円までしかいかないので通常通り1,200円が実際に払う料金となります。
要するにこの場合は、5時間〜8時間以内なら料金は一律1,500円となります。
また、夜間料金が適用されるパーキングも多く、昼間より最大料金が安くなります。
時間を超過してしまった場合
では時間を過ぎてしまった場合はどうなるでしょうか。
上記の例にならって説明します!
駐車後8時間以内のところ、9時間停めてしまった場合、1時間過ぎてしまいました。
この場合は、最大料金+1時間分の基本料金となり、1,500円+300円の計1,800円となります。
※追加の基本料金に関しては、その時間帯の基本料金が適用されます。
〇〇時から〇〇時までの場合
例えば7時〜19時まで最大料金1,500円の場合、その時間内ならどれだけ停めても最大1,500円となります。
ただし1時間の料金が300円として、4時間で出庫する場合は、最大料金まで達していないので、1,200円が実際に払う料金となります。
こちらも夜間料金が適用されるパーキングも多く、昼間より安くなります。
時間を超過してしまった場合
上記の例にならって説明します!
7時から19時までのところ、23時まで停めてしまった場合、5時間過ぎてしまいました。
基本的には先ほどと同じように、最大料金+5時間の基本料金となり、1,500円+1,500円の計3,000円となります。
しかし、夜間も最大料金がある場合はそちらが適用されます。
19時から7時までの最大料金が1,000円とすると、昼間の最大料金+夜間の最大料金となり、1,500円+1,000円の計2,500円となります。
駐車後24時間の場合
駐車後24時間で最大料金が1,000円の場合、24時間以内なら1,000円以上越えることはありません。
料金が最大料金に満たない時間で出庫する場合は、基本料金から金額が決まります。
時間を超過してしまった場合
繰り返し適用される場合とされない場合があります。
コインパーキングによって違うので注意が必要です。
曜日によって異なる場合が多い!
最大料金の有無または最大料金の額は、曜日によって異なることがほとんどです。
例えば平日は最大料金自体ないけど、土日祝は最大料金が適用されるパターンもあります。
額も平日は安いけど土日祝は高かったり、その逆もまた然りです。
コインパーキングによってそれぞれなので、注意が必要です!
うっかり停めないよう注意すべきこと
コインパーキングでは看板などで詳細を良く確認しないと、思わぬ落とし穴に落ちてしまうこともよくあります。
また、分かりづらい表記も多いので、うっかり停めて多額の請求、、、
なんてことがないように注意が必要です。
最大料金が夜間または土日祝しかないパターン
看板にデカデカと最大料金と書いてあるので安心して停め、いざ精算しようと思ったら予想外の高額、、、。
経験ある人も多いではないでしょうか。
よく見ると平日は最大料金がないとか、夜間のみ最大料金ありなどのパーキングって結構あるんですよね。
昼間と夜間で最大料金が違うパターン
8:00〜20:00の最大料金が2,500円、20:00〜8:00までの最大料金が1,000円など昼間と夜間で最大料金が違うこともよくあります。
こないだ夜に停めて1,000円だったから昼間も同じでしょ!と安易に停めないよう注意してください。
繰り返し適用がないパターン
繰り返し適用の有無も重要な確認事項です。
長時間停める場合やどのくらい停めておくかわからない場合などには、繰り返し適用がある方が安心ですよね。
繰り返し適用がない場合は、その後基本料金で加算されるので注意してください。
※基本的にコインパーキングは、48時間以上停めることができないので注意が必要です。
駐車場内の停める場所によって最大料金がないパターン
これは結構いやらしいです。w
〇〇番から〇〇番までは最大料金があり、その他は基本料金なんてパターンもあります。
よく確認して停めないととんでもないことになります。
まとめ
今回は最大料金の基本的な計算方法や、停める際に注意すべきことを紹介していきました。
重要なのは看板を良く見ることです。
結構小さい文字で書いてあったり、見落としがちになるのでしっかり確認した上で停めることが重要です。
また、表記の仕方もわかりにくいことも多々あるので、もし不安な場合は管理会社に確認することをおすすめします。
それでは。
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