もし買ってきた食品に異物が混入していたらどう対処すべきか知っていますか?
最近では食パン「超熟」にクマネズミの一部が混入していたというショッキングな出来事がありました。
では、実際に自分が異物が混入している食品を買ってしまった場合の対処法を解説していきたいと思います。
異物混入で1番多いのは?
異物混入に関しては、大なり小なり定期的に起きています。
学校給食などでも異物混入が話題になったりしますよね。
どれだけ気をつけていても異物混入を0にすることは難しいようです。
気になる異物混入で1番多いとされているのが「虫」です。
次いで鉱物性異物(ガラス、石、砂、金属など)、合成樹脂類(ゴム、ビニールなど)、動物性異物(毛髪、獣毛、歯など)が続いています。
異物混入で1番多いとされている虫ですが、なぜ多いのか解説していきたいと思います。
原料自体に混入している
そもそも原料の段階で混入してしまっているケースがあります。
少しショッキングですが、穀物類に関しては虫や卵が付着していて当たり前となっています。
殺菌・消毒などである程度防ぐことはできますが、卵などはその過程を掻い潜って、製造工程で孵化してしまうケースもあります。
製造工程での混入
基本的に食品工場は、食品の加工場とそうでない場所を厳格に区別しているパターンが多いです。
なるべく虫などの侵入を防ぐため、ドアなども二重になっています。
しかし、それも100%安全というわけでもなく、ドアの開け閉めの際に混入してしまうケースもあります。
また、製造工程では人が異物混入の原因となってしまうケースもあります。
基本的には帽子やマスク、清潔な作業着などを身に着けていますが、髪の毛や身に付けていたものの一部が誤って混入してしまうこともあるようです。
スーパーなどで混入
製造工程では虫の混入が確認されなくても、スーパーなどで混入するケースがあります。
しっかりパッケージされていても、プラスチックやアルミホイル素材などの柔らかい素材の場合、虫などが食い破って入ってしまうケースがあります。
虫は美味しい食品ほど付きやすいといわれているので、どうしても混入してしまう可能性があります。
異物混入した食品を購入した場合の対処法!
では実際に自分が購入した食品に異物が混入していた場合、どうすればいいのでしょうか。
買ってきた食品などに異物が混入していることに気付いたら、現状のまま飲食せずすぐに消費生活センター、購入したお店、製造元に相談しましょう。
また、異物が混入している食品を食べてしまった場合、健康被害のおそれもあるので、近くの保健所へ相談し、早めに医療機関等への受診をお勧めします。
まとめ
今回は、異物混入に関して1番多いものや、実際自分が購入した食品に異物が混入していた場合の対処法を解説しました。
どれだけ対策していても防ぐのは難しい問題なので、消費者側である私たちもしっかり確認し、注意する必要があります。
それでは。
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