オービスじゃない?似てるけど光らないNシステムとは?役割や見分け方を徹底解説!

みなさん運転中に「あれ?これオービス?」なんて思ったことありませんか?

似てるけどなんか違う。

そう!それは「Nシステム」です。

今回はそんなNシステムの役割や見分け方を解説していきたいと思います。

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Nシステムとは?

Nシステムの正式名称は「自動車ナンバー自動読取装置」で、ナンバーの頭文字を取ってNシステムと呼ばれています。

Nシステムは犯罪捜査に使用され、手配車両の追跡などで大活躍しています。

よく映画やドラマなどで逃走犯を追っているあのカメラですね。

機種によっては、速度違反を取り締まるオービスと似ていて見分けがつかないものもあります。

また、設置台数は全国で1500台以上(2015年5月時点)とされています。

犯罪件数や交通量などによって都道府県ごとの設置数は異なると推測できますが、単純計算で都道府県ごとに30箇所以上設置されているイメージです。

犯罪捜査などに支障が生じるため、設置場所や詳しい仕組みなどは公表されていませんが、幹線道路や県境などに多く設置されているようです。

Nシステムの役割

Nシステムの役割は、以下の通りです。

  • 犯罪捜査時に活躍
  • 目撃者などへの問い合わせ
  • 犯罪の抑制

オービスと違い、スピードを取り締まる物ではありません。

では、それぞれ詳しく説明していきますね!

犯罪捜査時に活躍

Nシステムは、警察の手配車両リストと撮影したナンバーや車両の形状や色などを自動的に照会し、即座に対象の車両を発見し迅速な対応に繋げる役割もあります。

そのため、車を使用した犯罪の捜査時に大活躍します。

逃走車両や、近年問題となっている「あおり運転」などの捜査も一役買っています。

また、栃木の女児殺害事件では、裁判の際に証拠として使われたことも話題となりました。

このように車を使った犯罪全てに対応するのがNシステムの特徴です。

目撃者などへの問い合わせ

Nシステムの役割は、犯人の車両特定だけではありません。

同時刻に通過した車両などに目撃証言を問い合わせるために使われることもあります。

いきなり警察から連絡がきて、ビックリしたということもあるかもしれませんね!

犯罪の抑制

Nシステムがあることによって、一定の犯罪抑制に繋がっています。

どうせ特定されてしまうという心理が働き、十分に効果はあると思います。

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Nシステムとオービスの違い!

Nシステムと固定式オービスはどちらもカメラ付きの箱型の装置で、知識がなければ区別するのが少し難しいです。

しかし知識を得た上でよく見てみると違いに気付けるはずです!

  • 装置の大きさ
  • 発光装置が無く、光らない
  • 固定式オービスの手前には予告看板

Nシステムとオービスそれぞれの形状を覚えるよりは、オービスの形状を覚えてしまうほうが見分けやすいかもしれません。

装置の大きさ

固定式オービスはNシステムと比べ、装置自体が大きい傾向にあります。

なぜならオービスには、カメラに加えて発光装置(白い板)が付いているからです。

オービスは、ドライバーに違反したことを知らせるため、発光装置がついています。

その点、Nシステムにはカメラのような装置が付いているだけなのでコンパクトであり、基本的にはオービスの方が大型の装置となっています。

また、オービスは複数の装置がセットで設置される特徴があり、装置の横にはパトランプがついています。

発光装置が無く、光らない

先ほど説明した通り、オービスには発光装置があります。

しかしNシステムは、光って知らせる必要がなく、赤外線カメラがついているため発光装置が付いていません。

これもオービスとNシステムを区別する特徴になります。

固定式オービスの手前には予告看板

固定式オービスが設置されている場所の数km手前には「自動速度取締機設置路線」や「この先速度取締中」などと速度取り締まりを知らせる予告看板が設置されています。

また、カメラの直前の路面に撮影位置を表す白線が引かれているので、そういった違いで判断することもできます。

Nシステムだからと油断は禁物!

「Nシステムだからスピード出しても大丈夫」なんて油断は禁物です!

そもそもスピードの出し過ぎは悲惨な事故に繋がるので危険です。

それに加えこんな落とし穴も、、、

Nシステムを過ぎた先にオービスが待ち構えていた!なんてこともあるので注意が必要です。

また、オービスやNシステムがあるからと減速することも事故に繋がりやすいです。

そのため普段から安全運転で法定速度を守って運転しましょう!

まとめ

今回は、Nシステムの役割やオービスとの見分け方を紹介しました。

オービスなのかNシステムなのか分からなくて気になりながら運転してる人も多いかと思います。

この記事を読んで少しでも見分けることができれば幸いです。

いずれにせよ、速度を守った安全運転が第一ということを意識しましょう!

それでは!

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