[初心者必見]FXを始めるなら知っておきたい専門用語!簡単にわかりやすく解説!

投資

FXは少額からでも取引を始められるということもあって、初心者にとってはとても魅力的な市場となっています。

しかし、何も知らずに勝てるほどFXは甘くありません。

FXを始めるうえで欠かせない専門用語はたくさんあります。

YouTubeなどで勉強しようと思っても、専門用語が多く内容がよくわからないという人も多いと思います。

そこで今回はそんな専門用語をわかりやすく簡単に解説していきたいと思います。

まずは専門用語の意味をしっかり理解していきましょう!

基本的な専門用語

まずはFXに纏わる基本的な専門用語を紹介します。

  • 通貨ペア
  • AskとBid
  • スプレッド
  • ポジション
  • ロット
  • レバレッジ
  • pips(ピップス)

基本的な用語はこんなところです。

では詳しく説明していきます!

通貨ペア

FXは2カ国間の通貨を交換する取引です。

通貨ペアとはその2カ国の通貨の組み合わせのことです。

例えば米ドルと円を取引する場合は、通貨ペアは米ドル円となります。

FX会社によって通貨ペアの数はさまざまですが、FX会社を選ぶ際には通貨ペアの数も重要となります。

場合によっては取引したい通貨ペアがないFX会社もあるので、事前にしっかり調べておきましょう!

ちなみに米ドルは基軸通貨のため、取引量が大きく、流通量の小さい通貨ペアと比べ値動きが安定しやすいので、米ドルが絡む通貨ペア(ドルストレート)は初心者向けと言えます。

Ask(アスク)とBid(ビッド)

Ask(アスク)とBid(ビッド)とは、為替の売買レートを表す用語です。

為替レートは、買う場合の価格と売る場合の価格の2種類で表されます。

トレーダー目線でAskは買う場合の価格、Bidは売る場合の価格となります。

スプレッド

先ほど説明したAskとBidですが、この2つの価格は若干異なります。

この2つの価格差をスプレッドと呼び、FX会社の利益となります。

逆にトレーダーからすると、毎回トレードをする際のコストになってしまいます。

一般的にスプレッドを表現する場合、価格差が小さいことを「狭い」と表し、大きいことを「広い」と表ます。

スプレッドはFX会社によって異なるので、なるべくスプレッドの狭い会社を選ぶようにしましょう!

そうすることでトレードの際のコストを抑えることができます。

また、通貨ペアによってもスプレッドが異なるので注意が必要です。

ポジション

FXでポジション(建玉)とは、新規で買い注文もしくは売り注文を決済する前の状態で保有していることを言います。

FXでは「ポジションを持つ」や「ポジションを建てる」といった表現が使われます。

また、買い注文を「ロング」売り注文を「ショート」と言ったりします。

ロット

FXを始める上で初心者の方が必ず覚えておかなければならない基礎知識がロット(Lot)です。

ロットというのは、1,000通貨や10,000通貨などを指す取引単位です。

FX会社によって1ロットが1,000通貨だったり10,000通貨だったりとさまざまです。

相場の方向性に自信がある場合はロット数を高めにしたり、逆に自信があまり無い場合は低めにしたりと、リスクを考えた上で設定しましょう。

また、口座に預けた証拠金が多ければ多いほど、より大きいロットで取引できます。

レバレッジ

FXの最大の特徴は、レバレッジによって少額からでも取引ができることです。

レバレッジというのは、口座に預けた金額の最大25倍の取引が可能となる仕組みです。

そのため少額でも多くの利益を得ることが可能となっています。

10万円の証拠金を預けた場合には、最大で250万円分の取引ができます。

国内FX会社では、金融庁のレバレッジ規制により25倍までと定められていますが、海外のFX会社では1000倍や2000倍、無制限などさまざまで、一発で稼げる反面大損のリスクもあります。

※レバレッジは、口座に預ける金額や取引数量で調整するもので、設定したりするものではありません。

pips(ピップス)

pips(ピップス)とは、FXにおいて通貨ペアの価格の変動幅を表す最小単位です

なぜpipsで表すのかというと、FXでは様々な通貨ペアが存在するため、通貨ペアによって単位も異なります。

そこで通貨の共通単位としてpipsが使用されています。

変動幅を表す最小単位であるpipsを用いると「円が10pips変動」、「米ドルが10pips変動」となり、異なる通貨でもわかりやすく変動を比較できるようになります。

よく1pipはいくら?などという疑問を持ってしまいがちですが、1pipの定義はFX会社や取引する通貨ペアによって異なります。

クロス円(ドル/円、ユーロ/円など)は1pip=0.01円(1銭)とされており、ドル円で例えると156.000円から156.020円になった場合、2pips上昇したと言えます。

一方ドルストレート(ユーロ/ドル、ポンド/ドルなど)は1pip=0.0001ドル(1セント)とされており、ユーロ/ドルで例えると1.23450ドルから1.23470ドルになった場合、2pips上昇したと言えます。

ただ、先程も言ったように1pipsがいくらかはFX会社によっても変わってくるので注意が必要です。

ポジションに関連する用語

次に取引が成立することで持てるポジションに関連する用語を紹介していきたいと思います。

  • エントリー
  • イグジット
  • TP(テイクプロフィット)
  • 損切り
  • S/L(ストップロス)
  • ロールオーバー
  • スワップポイント

ではそれぞれ解説していきます!

エントリー

エントリーは新規にポジションを建てることです。

主に買いエントリーや売りエントリーと表現されます。

適切なタイミングでエントリーすることが利益を得るための重要なポイントです。

イグジット

イグジットとは保有していたポジションを手じまうことです。

主に利確する(利益を確定)や、損切りする(損失を確定)などと表現されます。

TP(テイクプロフィット)

テイクプロフィットとは、いわゆる「利確」です。

利確というのは、利益が出ている状態で決済し、利益を確定させることです。

利確のタイミングはトレーダーによってさまざまです。

プロのトレーダーでも難しいとされる利確の適切なタイミングですが、1から100まで利益を取ろうと思わず、事前に自分で設定したルールに基づいて行うことが重要です。

リスクリワード比率(損失と利益の比率)をしっかり考慮し、損失よりも利益が大きい状態でトレードすることで、トータルの利益に繋がります。

損切り

損切りとは、保有しているポジションに損失が出た場合、その損失を確定させるためにポジションを決済する行為です。

相場が予想と反した動きをした場合、損失がさらに拡大するのを防ぐための手段として使われます。

FXは、全てのトレードで利益を上げることはほぼ不可能で、必ず損切りをする場面が出てきます。

適切なタイミングで損切りをし、気持ちを切り替えて次のトレードで利益を上げていきましょう!

S/L(ストップロス)

S/Lストップロスとは、損失を一定額に抑えるための自動決済注文のことで、「逆指値」などと言ったりもします。

リスクを管理し、安定した利益を上げるためにはこのストップロスは不可欠です。

また、急激な相場変動も最低限の損失で抑えることができます。

ただし、ストップロスをエントリー価格から近い場所に設定すると、少しの値動きで損失が確定してしまい「損切り貧乏」になりやすくなってしまいます。

また、エントリー価格から離しすぎると、負けトレードとなった場合の損失が大きくなってしまいます。

適切な価格にストップロスを置けるかどうかが、損失を抑える又は利益を上げるポイントとなります。

ロールオーバー

ロールオーバーとは、翌営業日までポジションを持ち越すことです。

ポジションを持ち越すことでスワップポイントが発生します。

スワップポイント

スワップポイントとは、異なる通貨ペアの金利差から発生する利益又は損失です。

低金利の通貨を売り、高金利の通貨を買う事で、ポジションを保有している日数に応じてスワップポイントが利益として貰えます。

逆に高金利通貨を売り、低金利通貨を買う場合は、保有している日数に応じてスワップポイントがマイナスとなり、損失になってしまいます。

主な例としては、「メキシコペソ/円」や「南アフリカランド/円」はスワップポイントが高く、長期保有したいトレーダーからすると魅力的です。

スワップポイントについては、各FX会社によって異なるので、スワップポイントで利益を上げたい人は事前に調べ、ポイントの高いFX会社を選ぶことをおすすめします。

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出金手数料や口座維持手数料、ロスカット手数料などが無料となっているので、コスト面でもお得になっています。

まとめ

今回はFX初心者が知っておきたい基本的な専門用語を紹介しました!

まずは用語の意味をしっかり理解することで、よりすんなり知識を頭に入れることができます。

勝ち組トレーダーへの第一歩として頑張りましょう!

それでは!

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